お読みください
先日話題にしたこの事件の犯人が逮捕されました。
逮捕当日は割にニュースになっていたので、ご存知の方もいるかもしれません。
印象的だったのは、「ペットとうまくコミュニケーションしている人たちがねたましかった」といったとかいわなかったという話を聞いたことだ。
人の「善」を信じたいから、犯人にも「ペットとうまくやっていきたい」という当たり前の気持ちは存在していて、ただその気持ちをどうやって表現したらよくて、どうしたら愛し愛される関係になるのかが分からなかっただけなんだと思いたい。
…それで犠牲になった動物たちの命は多すぎるけれども。
逮捕当日は割にニュースになっていたので、ご存知の方もいるかもしれません。
印象的だったのは、「ペットとうまくコミュニケーションしている人たちがねたましかった」といったとかいわなかったという話を聞いたことだ。
人の「善」を信じたいから、犯人にも「ペットとうまくやっていきたい」という当たり前の気持ちは存在していて、ただその気持ちをどうやって表現したらよくて、どうしたら愛し愛される関係になるのかが分からなかっただけなんだと思いたい。
…それで犠牲になった動物たちの命は多すぎるけれども。
またもこんなたとえをしてとても不遜だけれども、やはりMな人と対峙していると実際のペットたちと対峙しているのと同じ気持ちになることがある。
よいペットの飼い主の条件は何か?いろいろあると思うけれど、突き詰めていけば「ペットの様子を全身で感じ取るセンサーのよさ」と「ペットの立場でものを考えられること」の二つじゃないかと思う。
結局、虐待の犯人は自分がどうして小動物におびえられるか、の原因に気がつけず、さらにペットの立場にも立てなかったから、「かわいがりたい気持ちが高じて虐待」になった(本人の言を信じれば)。
彼は対峙した相手がペットたちだったわけなので、相手となったペットたちは虐待されるままになったわけだけれど、これが人間ならば「SMの行為でかわいがった挙句の虐待に近い行為」になれば、間違いなくMの人間は逃げ出すだろう。
このブログを読みに来てくださるかたがたはみな、とてもよい関係を築いていると思うので、こんなことをここで言っても無意味だけれど、あまりにもパートナーと長続きされないSの方は、上記二つを自省されるといいのかもしれない。
たとえば、SがMに対して苦痛を与えるとき。
同じ人間だから、痛み方は同じはず、だけれども痛いのが好きなもしくは望んでいる(場合が多い)のだから話はややこしい。自分基準で「これはだめだろう」なんてやめてしまえば相手には不足という不満が残る。「嫌よ嫌よも好きのうち」なんて言って痛みを与え続ければしゃれにならない。
Sの側からいえば、自分には分からない「痛みの快感」の領域に行ってしまっているMの限界値は、正直言って分からないの一言に尽きます。
元M側の人だとアドバンテージがあるでしょうが、痛みの感じ方捕らえ方はまた個性があるので、自分の感覚とぴったり同じってことはないでしょうし。
もう何回も執事の体にクリップをつけ、ひねり上げ、鞭打ってきた月華にも、実は彼の痛みの限界がどこにあるかなんてちっとも分からない。
相手の申告を鵜呑みにしたら、身体機能的には問題なくても、取り返しのつかない痕を残すことにもなるかもしれないし。
それでも、もうだめだという線引きをしなければいけない。
これはもう本当に、説明できるなら説明したい。そして『誰にでもなれる女王講座』とかいって本を書いてやる(笑)
どこで、とか、なにが、とか言うことはできないけれど、責めを加えていると見ていて「もうダメポイント」が見えてくる。さらに、見えてきてそこでやめる場合と、ちょっと越えてみさせるのと、またそこで判断が分かれたりする。だから本当に定常的なな言葉の描写はできないのだけれど、Sの側には確実にそういうセンサーと閾値をもっていると思う。
というか、その閾値が見えないと、限界点を超える?超えない?(肉体の面でも精神の面でも)というギリギリの焼け付くような楽しみ、これこそがSをやる醍醐味だと思う一番の楽しみを味わえないんじゃないのかな?と思います。
もちろん、この表現は人それぞれあって、聞いてみるとまったく違うことを言っているように思うかもしれませんが、よく考えればコアの部分は同じなんじゃないかと思います、というよりそう思いたいです。
よいペットの飼い主の条件は何か?いろいろあると思うけれど、突き詰めていけば「ペットの様子を全身で感じ取るセンサーのよさ」と「ペットの立場でものを考えられること」の二つじゃないかと思う。
結局、虐待の犯人は自分がどうして小動物におびえられるか、の原因に気がつけず、さらにペットの立場にも立てなかったから、「かわいがりたい気持ちが高じて虐待」になった(本人の言を信じれば)。
彼は対峙した相手がペットたちだったわけなので、相手となったペットたちは虐待されるままになったわけだけれど、これが人間ならば「SMの行為でかわいがった挙句の虐待に近い行為」になれば、間違いなくMの人間は逃げ出すだろう。
このブログを読みに来てくださるかたがたはみな、とてもよい関係を築いていると思うので、こんなことをここで言っても無意味だけれど、あまりにもパートナーと長続きされないSの方は、上記二つを自省されるといいのかもしれない。
たとえば、SがMに対して苦痛を与えるとき。
同じ人間だから、痛み方は同じはず、だけれども痛いのが好きなもしくは望んでいる(場合が多い)のだから話はややこしい。自分基準で「これはだめだろう」なんてやめてしまえば相手には不足という不満が残る。「嫌よ嫌よも好きのうち」なんて言って痛みを与え続ければしゃれにならない。
Sの側からいえば、自分には分からない「痛みの快感」の領域に行ってしまっているMの限界値は、正直言って分からないの一言に尽きます。
元M側の人だとアドバンテージがあるでしょうが、痛みの感じ方捕らえ方はまた個性があるので、自分の感覚とぴったり同じってことはないでしょうし。
もう何回も執事の体にクリップをつけ、ひねり上げ、鞭打ってきた月華にも、実は彼の痛みの限界がどこにあるかなんてちっとも分からない。
相手の申告を鵜呑みにしたら、身体機能的には問題なくても、取り返しのつかない痕を残すことにもなるかもしれないし。
それでも、もうだめだという線引きをしなければいけない。
これはもう本当に、説明できるなら説明したい。そして『誰にでもなれる女王講座』とかいって本を書いてやる(笑)
どこで、とか、なにが、とか言うことはできないけれど、責めを加えていると見ていて「もうダメポイント」が見えてくる。さらに、見えてきてそこでやめる場合と、ちょっと越えてみさせるのと、またそこで判断が分かれたりする。だから本当に定常的なな言葉の描写はできないのだけれど、Sの側には確実にそういうセンサーと閾値をもっていると思う。
というか、その閾値が見えないと、限界点を超える?超えない?(肉体の面でも精神の面でも)というギリギリの焼け付くような楽しみ、これこそがSをやる醍醐味だと思う一番の楽しみを味わえないんじゃないのかな?と思います。
もちろん、この表現は人それぞれあって、聞いてみるとまったく違うことを言っているように思うかもしれませんが、よく考えればコアの部分は同じなんじゃないかと思います、というよりそう思いたいです。
読んでくださってありがとうございます。
ご意見がありましたらどうぞ。
ご意見がありましたらどうぞ。
私も、痛い事されるのが何でいいのか、さっぱりわからない人間です。(笑)
するほうは大好きなんだけどね^^
する側の「痛みセンサー」は一朝一夕では、ジャストフィット出来ないと思います。プラタナス相手にはもう長いので、論理的説明不能だけど、フィットできます。
でも、全く新しい人だったら、無理ですね。そろりと試行錯誤しつつ、進むしかありません。
どれだけ相手を読み取れるかは、相手してみないとさっぱり予想はつきません。
それに、その日の体調とか、心理状態で、限界が変わりますから、これも難しいと感じます。
そして、限界を決めてる最大の要因は、「二人の関係性」だと思います。
だから「教科書」に出来ないのではないでしょうか。私も、プラタナス以外は自信は無いなあ。試しつつゆっくりとしか出来ない。
私も痛みの限界について、自ブログでちょっと考察してみますね。
するほうは大好きなんだけどね^^
する側の「痛みセンサー」は一朝一夕では、ジャストフィット出来ないと思います。プラタナス相手にはもう長いので、論理的説明不能だけど、フィットできます。
でも、全く新しい人だったら、無理ですね。そろりと試行錯誤しつつ、進むしかありません。
どれだけ相手を読み取れるかは、相手してみないとさっぱり予想はつきません。
それに、その日の体調とか、心理状態で、限界が変わりますから、これも難しいと感じます。
そして、限界を決めてる最大の要因は、「二人の関係性」だと思います。
だから「教科書」に出来ないのではないでしょうか。私も、プラタナス以外は自信は無いなあ。試しつつゆっくりとしか出来ない。
私も痛みの限界について、自ブログでちょっと考察してみますね。
私もブログの記事「REVERSE 」でもう少し痛みの話を書こうと思っています♪
僅かな空気でも感じるセンサーさび付かせずにいたいと思っております^^
僅かな空気でも感じるセンサーさび付かせずにいたいと思っております^^
センサーを設定する時に常に問題となるのは感度だそうです。道沿いのコンビニの自動ドア・・・通り行く車や人からの様々なシグナルを受けて開きっぱなしになってしまう・・・
最近ではテレビのリモコンで暖房器具が作動してあわや火事・・・という事件もありました。
センサーは敏感すぎても鈍感すぎても役にたたない・・・・・
2人の関係性が良好ということとは2人の間だけのセンサーの至摘環境の幅が広いということかもしれません。
といった訳で、自分の持っているリモコン、自分所有のテレビにしか使えないはずなんだけど、もしかしたら反応があるかも・・・・と思い、道端でポチポチ押してみている・・・実はSMの世界ではあり得る話かも・・・・・
最近ではテレビのリモコンで暖房器具が作動してあわや火事・・・という事件もありました。
センサーは敏感すぎても鈍感すぎても役にたたない・・・・・
2人の関係性が良好ということとは2人の間だけのセンサーの至摘環境の幅が広いということかもしれません。
といった訳で、自分の持っているリモコン、自分所有のテレビにしか使えないはずなんだけど、もしかしたら反応があるかも・・・・と思い、道端でポチポチ押してみている・・・実はSMの世界ではあり得る話かも・・・・・
Mの側から言うと。
痛みの限界を的確に見極められて、そしてさらに、そこから2、3歩踏み出した責めをされた時が、一番印象に強く残ります。
それを繰り返されることにより、相手にどうしようもなく固着していく、という気がします。
ということを、常々相方に伝えてきましたが、この記事を読んで、なにか人間業ではない、無理なことを要請しているような、申し訳ないような気がしてきました(笑)
痛みの限界を的確に見極められて、そしてさらに、そこから2、3歩踏み出した責めをされた時が、一番印象に強く残ります。
それを繰り返されることにより、相手にどうしようもなく固着していく、という気がします。
ということを、常々相方に伝えてきましたが、この記事を読んで、なにか人間業ではない、無理なことを要請しているような、申し訳ないような気がしてきました(笑)
「なんで痛いのがいいの?」と毎回不思議がって、その度に「痛めつける方がお好きなことのほうが分かりません」と返されてます。
お互いにお互いが分からないのに、互いのありか方気持ちイイ。ある意味すごい組み合わせですよね。
エントリー読みました。
的確な分析に脱帽です。
お互いにお互いが分からないのに、互いのありか方気持ちイイ。ある意味すごい組み合わせですよね。
エントリー読みました。
的確な分析に脱帽です。
センサーを錆付かせない。
考えると結構難しいですよね。普段は畳んでおかなければいけませんし…
考えると結構難しいですよね。普段は畳んでおかなければいけませんし…
いつもながらのさすがの分析。
今の良好な関係は、やはり向きや感度帯域などがよく合致した稀有な例だなって思っています。
ほかにも合致するか?
興味はありますが、時間と体力が追いつきませぬ…
今の良好な関係は、やはり向きや感度帯域などがよく合致した稀有な例だなって思っています。
ほかにも合致するか?
興味はありますが、時間と体力が追いつきませぬ…
いやいや、お気持ちはよく分かります。
でもこちら側から言えば、よくも限界を2,3歩も越えられるなーと、それこそ人間離れしているように思いますよ。
ってことで、きっとお互い様なんです。SとMって。
でもこちら側から言えば、よくも限界を2,3歩も越えられるなーと、それこそ人間離れしているように思いますよ。
ってことで、きっとお互い様なんです。SとMって。
実は、痛いの嫌いです(笑)。
いや、嫌いだと思ってたら、結構好きだった・・という感じなんでしょうか。
いわゆる「苦痛系」でないことだけは確かだけれど(痛い思いを全くしなくても、普通のSEXでも逝くので)。
でもその刺激を与えている側の気持ちを思うと嬉しくなって濡れるとかがあって・・痛みにも、体が反応するようになったんです。
そういう意味合いではセンサーは要らないのでは?と、ちょっと思い、遅まきながらもレスさせていただきました。
(料金を頂くプレイとなると、非常に難しいでしょうが・・^^;)
「躊躇なく責められる」というのが、嬉しいんです。
(ケースとしては・・痛みを与えるのが好きな主に仕えてしまった、痛みで萌えない奴隷の本音、になるのかな?)
いや、嫌いだと思ってたら、結構好きだった・・という感じなんでしょうか。
いわゆる「苦痛系」でないことだけは確かだけれど(痛い思いを全くしなくても、普通のSEXでも逝くので)。
でもその刺激を与えている側の気持ちを思うと嬉しくなって濡れるとかがあって・・痛みにも、体が反応するようになったんです。
そういう意味合いではセンサーは要らないのでは?と、ちょっと思い、遅まきながらもレスさせていただきました。
(料金を頂くプレイとなると、非常に難しいでしょうが・・^^;)
「躊躇なく責められる」というのが、嬉しいんです。
(ケースとしては・・痛みを与えるのが好きな主に仕えてしまった、痛みで萌えない奴隷の本音、になるのかな?)
躊躇なく責めてるつもりなんですが、ちょっと分かりにくい文章でしたね。
補足エントリーしてみました。そちらもよければご覧ください。
補足エントリーしてみました。そちらもよければご覧ください。
□ Home □