お読みください
月華が第一に下僕に望むことは、「社会人として一流であれ」ということです。
それは、いわゆるエリートコースにいないと駄目と言うことではありません。
当たり前に人として完成していること。そういうことです。
たとえば仕事の正念場と主人の危機が重なったようなときに、躊躇なく主人を選べるような人は「月華は」下僕として求めていないと言うことです。(選ばないことを求めているわけでもありません。)
それは、いわゆるエリートコースにいないと駄目と言うことではありません。
当たり前に人として完成していること。そういうことです。
たとえば仕事の正念場と主人の危機が重なったようなときに、躊躇なく主人を選べるような人は「月華は」下僕として求めていないと言うことです。(選ばないことを求めているわけでもありません。)
たとえば、このエントリーなんかはその気持ちの現れです。
下僕が社会人としてしっかりしていればいるだけ、月華の目の前だけで壊れていく姿が愛しいし、壊しがいがある。
だから、自分の社会人としての枠を保てないような勢いでご主人様~と擦り寄ってきたら、多分捨てる。魅力を感じないから。
と、強いことを言いつつも、執事には愛があるわけで、そうなると月華には女の本能というものが目覚めてしまう。
すなわち、愛を持つ男性には頼りたい寄りかかりたいという側面。これはもう本能だから、それが出現することはいたしかたない。
となると…一流の社会人たれなんてもうどうでもいいよ、そばにいてよ!
というしょうもないことを言って暴れそうになる。
そんなしょうもない本能レベルのはなしではなく、Sとしてもたまに暴走しそうなときも、ある。社会復帰なんかできないくらい、この手で破壊しつくしたい…
いままで、Sの側がこんなことを告白していた文章なんて見たことない。
だから、このエントリーが「S失格」の烙印を押されるのか「よくぞ言った」という評価を受けるのか、とても怖い。失格の可能性の方が一般的に考えると高いから。
でも、あえて言う。
月華自身や執事が一流の社会人であることなんてもうどうでもいい、二人だけの世界でいたい!と叫びそうになったことは、一度や二度ではない。いや、それも格好つけすぎ、無限大にある。
けれども、執事の前で実際にそう言ったり行動したことは一度もない。
主としてのやせ我慢という形だけれど、これも月華なりの「自律」。
そんなことを言ってしまえばまず二人の関係は壊れてしまうことは明白なこと、そして、そんなことを言い出すような「社会人失格な女」には、執事は「主」としての魅力を見出せないはずだからだ。
執事の気持ちの本当のところなんて分からないけれど、執事にも執事なりの「自律のライン」があって、だから、月華は一瞬暴走しそうになっての執事のその「自律のライン」に触れ、我に帰るというところもある。
互いに引き合っている「自律のライン」が、暴走して破滅するのを食い止めあい、けれどだからこそ反発する力で他の誰もが見ることのできない桃源の境地を二人で漂うことができる。
それがわかるからこその、自律を保つ力です。
でも、少し前までその「ライン」がどこにあるのが正しいのか、知りたくてしょうがなかった。そして、他人様たちの自律のラインを見て、「あそこまで甘いところでラインを引けるなんて…うらやましい」と隣の青い芝生をみてうらやましく思ったりもしていました。
けれど。何回もの危機の末ようやく、ラインを決めるのは自分たちだし、青い芝生だけが綺麗な芝生じゃないんだって事がわかりました。
月華たちはここで引くラインが一番心地よくて二人で安定しているんだから、それで正しいんだよね、と。
下僕が社会人としてしっかりしていればいるだけ、月華の目の前だけで壊れていく姿が愛しいし、壊しがいがある。
だから、自分の社会人としての枠を保てないような勢いでご主人様~と擦り寄ってきたら、多分捨てる。魅力を感じないから。
と、強いことを言いつつも、執事には愛があるわけで、そうなると月華には女の本能というものが目覚めてしまう。
すなわち、愛を持つ男性には頼りたい寄りかかりたいという側面。これはもう本能だから、それが出現することはいたしかたない。
となると…一流の社会人たれなんてもうどうでもいいよ、そばにいてよ!
というしょうもないことを言って暴れそうになる。
そんなしょうもない本能レベルのはなしではなく、Sとしてもたまに暴走しそうなときも、ある。社会復帰なんかできないくらい、この手で破壊しつくしたい…
いままで、Sの側がこんなことを告白していた文章なんて見たことない。
だから、このエントリーが「S失格」の烙印を押されるのか「よくぞ言った」という評価を受けるのか、とても怖い。失格の可能性の方が一般的に考えると高いから。
でも、あえて言う。
月華自身や執事が一流の社会人であることなんてもうどうでもいい、二人だけの世界でいたい!と叫びそうになったことは、一度や二度ではない。いや、それも格好つけすぎ、無限大にある。
けれども、執事の前で実際にそう言ったり行動したことは一度もない。
主としてのやせ我慢という形だけれど、これも月華なりの「自律」。
そんなことを言ってしまえばまず二人の関係は壊れてしまうことは明白なこと、そして、そんなことを言い出すような「社会人失格な女」には、執事は「主」としての魅力を見出せないはずだからだ。
執事の気持ちの本当のところなんて分からないけれど、執事にも執事なりの「自律のライン」があって、だから、月華は一瞬暴走しそうになっての執事のその「自律のライン」に触れ、我に帰るというところもある。
互いに引き合っている「自律のライン」が、暴走して破滅するのを食い止めあい、けれどだからこそ反発する力で他の誰もが見ることのできない桃源の境地を二人で漂うことができる。
それがわかるからこその、自律を保つ力です。
でも、少し前までその「ライン」がどこにあるのが正しいのか、知りたくてしょうがなかった。そして、他人様たちの自律のラインを見て、「あそこまで甘いところでラインを引けるなんて…うらやましい」と隣の青い芝生をみてうらやましく思ったりもしていました。
けれど。何回もの危機の末ようやく、ラインを決めるのは自分たちだし、青い芝生だけが綺麗な芝生じゃないんだって事がわかりました。
月華たちはここで引くラインが一番心地よくて二人で安定しているんだから、それで正しいんだよね、と。
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