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以前、ペットを飼っている話を書いた。
まさに、あの時話に出てきた子なのだけれど、微妙に持病があって、その病気というか症状に進行がないか定期的に動物病院に連れて行っている。
そのときに、獣医さんに「まだ年寄りじゃないけどもう若くもないですからね」とちょっと微妙な言い回しをされた。
確かに、ペットの寿命はとても短い。
まさに、あの時話に出てきた子なのだけれど、微妙に持病があって、その病気というか症状に進行がないか定期的に動物病院に連れて行っている。
そのときに、獣医さんに「まだ年寄りじゃないけどもう若くもないですからね」とちょっと微妙な言い回しをされた。
確かに、ペットの寿命はとても短い。
その子は、その種類の動物の中でもとても体格が小さい子で、仲間内でもいじめられっ子だったようだ。そのため、我が家にやってきたときからやたらと警戒心の強い子だった。
そんな子が、最近ようやく警戒心を解いてくれるしぐさを見せてくれるようになった。だけど、ようやく警戒心を解いて月華に対して馴れ始めた今が、ペットにとっては「人生の折り返し地点を過ぎた」時期になる。 平均寿命にはまだ時間があるものの、人間で言うところの「働き盛りの突然死」にあたるものは、もう明日にでも起きてもおかしくない。
最初の可能性のピークは半年後。もし、この可能性のピークでお別れのときが来たとしたら、ペットの動物生において「飼い主になついた時間」はたった半年、と、あまりにも短い。
だけどそれがそれがペットと月華の運命なんだろうし、短かったからと言ってペットとの生活が楽しくなかったか?といえば、そんなことは決してない。警戒されつつも一緒に過ごしたあの時間があるからこそ、今の懐いてきた姿がより輝く。こんなペットに教えられたことは、枚挙に暇がない。
執事と月華の関係も、多分同じなのだと思う。
今までの人生の中で、主従を結び濃密な時間を過ごしてきた時間は、ほんのひとかけらにも満たないかもしれない。
時間が少ないから、執事との関係は取るに足らないのか?
そんなことはない。たとえ小さなひとかけらでも、その中に凝縮されたエッセンスは月華の中のどこか置く深くに取り込まれ、大きな影響を及ぼすし、今ではかけがえのない自分の一部分となっている。執事と過ごした時間は確かに少ないけれど、執事なしには今の月華は成り立っていない。
だけど、人はとても欲張りだから、
身近にある大切な存在のありがたみをすぐに忘れてしまう。
だから、望んでもしようがないことや身をわきまえない願望をもってしまう。もちろんかなえられないこの気持ちは、筋違いの不満となってかけがえのはずのものを傷つけてしまう。
そして、傷つけてしまって、壊してしまって初めて、己の愚かさに気が付く。
過去にも同じ過ちを繰り返したのに、
ペットと言う存在を通して、それがどんなに愚かしいことなのか理解しつつあったはずなのに、はどうしてもその行動を今も繰り返してしまいます。
前回のエントリーにて、温かいコメントをいただき勇気付けられつつ、月華は少しでも進歩した証として、壊してしまった後に素直に自分の日を反省し、行動の理由を説明し、壊したものの修復する可能性を探りました。
可能性を探った数日の間、ちょっと気を抜くと泣いてしまいそうで、実は本当にハラハラドキドキでした。一ヶ月前の騒動のときも辛かったですけど、今回はまた違った意味でとても辛かった。
このブログが更新されているということで、つまり最悪の事態は避けてこれたのですけれど、だけど問題は、やはり月華がこのような騒動を今後絶対起こさないと断言できないこと。
こういう騒動を起こすのは、多分に月華をSたらしめている本質と深く関係しているから。Sとして下僕を支配する以上、この騒動と騒動によって受ける苦しみからは逃げられないのです。
月華が下僕との主従を続ける限り、この問題はどうしても立ちふさがるのです。
そんな子が、最近ようやく警戒心を解いてくれるしぐさを見せてくれるようになった。だけど、ようやく警戒心を解いて月華に対して馴れ始めた今が、ペットにとっては「人生の折り返し地点を過ぎた」時期になる。 平均寿命にはまだ時間があるものの、人間で言うところの「働き盛りの突然死」にあたるものは、もう明日にでも起きてもおかしくない。
最初の可能性のピークは半年後。もし、この可能性のピークでお別れのときが来たとしたら、ペットの動物生において「飼い主になついた時間」はたった半年、と、あまりにも短い。
だけどそれがそれがペットと月華の運命なんだろうし、短かったからと言ってペットとの生活が楽しくなかったか?といえば、そんなことは決してない。警戒されつつも一緒に過ごしたあの時間があるからこそ、今の懐いてきた姿がより輝く。こんなペットに教えられたことは、枚挙に暇がない。
執事と月華の関係も、多分同じなのだと思う。
今までの人生の中で、主従を結び濃密な時間を過ごしてきた時間は、ほんのひとかけらにも満たないかもしれない。
時間が少ないから、執事との関係は取るに足らないのか?
そんなことはない。たとえ小さなひとかけらでも、その中に凝縮されたエッセンスは月華の中のどこか置く深くに取り込まれ、大きな影響を及ぼすし、今ではかけがえのない自分の一部分となっている。執事と過ごした時間は確かに少ないけれど、執事なしには今の月華は成り立っていない。
だけど、人はとても欲張りだから、
身近にある大切な存在のありがたみをすぐに忘れてしまう。
だから、望んでもしようがないことや身をわきまえない願望をもってしまう。もちろんかなえられないこの気持ちは、筋違いの不満となってかけがえのはずのものを傷つけてしまう。
そして、傷つけてしまって、壊してしまって初めて、己の愚かさに気が付く。
過去にも同じ過ちを繰り返したのに、
ペットと言う存在を通して、それがどんなに愚かしいことなのか理解しつつあったはずなのに、はどうしてもその行動を今も繰り返してしまいます。
前回のエントリーにて、温かいコメントをいただき勇気付けられつつ、月華は少しでも進歩した証として、壊してしまった後に素直に自分の日を反省し、行動の理由を説明し、壊したものの修復する可能性を探りました。
可能性を探った数日の間、ちょっと気を抜くと泣いてしまいそうで、実は本当にハラハラドキドキでした。一ヶ月前の騒動のときも辛かったですけど、今回はまた違った意味でとても辛かった。
このブログが更新されているということで、つまり最悪の事態は避けてこれたのですけれど、だけど問題は、やはり月華がこのような騒動を今後絶対起こさないと断言できないこと。
こういう騒動を起こすのは、多分に月華をSたらしめている本質と深く関係しているから。Sとして下僕を支配する以上、この騒動と騒動によって受ける苦しみからは逃げられないのです。
月華が下僕との主従を続ける限り、この問題はどうしても立ちふさがるのです。
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