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一時、某携帯キャリアで「カスタマーサティスファクションNo.1!」を連呼したCMを流しまくっていたので、サティスファクション、の言葉になじみはあるでしょうか。
Satisfaction。満足度、満足感。
Satisfaction。満足度、満足感。
お客様相手のお仕事をされる方なら身に叩き込まれていることだと思いますけれど、サービスを提供する際には、「そのサービスを提供される側はそれで満足するか?」ということを、理想論でいえば常に意識すべき、はずのこと。
サービス、と言えば、「“S”はサービスのS」よく聞く言葉。ついになるのは「“M”はマンゾクのM」だけど。
恥ずかしながら月華も、SMというものに触れ始めたころは「Sってサービスすることが多いから、“S”はサービスのS、って本当かも」って思うときもありました。ああ青い。
今にして思えば、自分の技術の不足とコミュニケーションの努力の怠慢をそういう言葉に押し込めて納得していただけなんだなと思います。
“S”はサービスのS。
それは、本当。だけどそこで止まるようじゃぁSとして中途半端。もしくはサディストとしての資質がない。
私見もいいところですけど、今となってはそう思います。
初めて執事を鞭で叩いたり、拘束したり、そういうことをしていたころは「執事がどう反応するか」ってことよりも「自分の手順は間違ってないか」ってそればっかり気になって、意識は執事に向いていなかった。
そのときは本当にはっきりいって「サービスのS」状態だったから、気持ちは分からなくはない。
あたふああたふた、必死になって「SM」と呼ばれることをやって、でも自分のやることで手一杯だから相手の反応なんか気に掛ける余裕なんてない。そんなんだから、ふと気が付くと目の前の相手は「苦痛の快楽」に溺れていて、気が付くと自分ひとり冷め切ってぽつん…
こんなんじゃ、「“S”はサービスのS、だよなぁ」なーんて自嘲気味にも呟きたくなるのかもしれない。
月華もそうでしたからね。
そういう意味では誰しもが通る道なのかも。
けれど、もし貴方もしくは貴女が真の意味でサディストなら、自分の悪いところに気がつけるはず。
大事なのは、技術じゃない。自分が与えた苦痛に悶える相手の反応を楽しむ余裕なんだと。
つまり、「サービス」することに「サティスファクション」が高い人のこと、Service Satisfactionを得られる人、Sを二つ持てる人がサディストなんだと思う。
Mの苦痛の為に奉仕するのがSでないのは当然。
好き放題ひどいことをし放題なのも、Sではない(根本から「サービス」が抜けてるよね)。
相手の快感の為の行為を提供して、それに満足できること。
すごくシンプルに考えれば、サディストと言えどもその行動の根本原理はノーマルと一緒なの。
その行為が主に「苦しめる」という普通の愛情ではありえない形にただなってしまっているのが、サディスト。
何でこんなことを言うかといいますと。
月華はSオンナなわけですから、当然苦言はM男性に向かうわけですが(それが前回のエントリー)。
でも、M女性の皆さまの言い分を聞いていると、なんだかS男性にもひどい勘違いさんがいる。
女性の側に勘違いがいないとは言いませんが(阿部定などを代表とする支配型M女性などがいますから)、やっぱりどうしても嗜好を問わず男性の方が多い。
なんで?
と思ったときに、S男性の側にもM男性と同じ「相手を見ていない」と言う特徴があるように思ったのです。
それは、genomic2pさんがコメントしてくださったように
>「自分は思考停止して誰かの胸の中でかわいがってもらいたい」
>もしかしてSとかMとか関係なしに潜在的に男が持っている願望かも・・・・
という有る意味遺伝子がなせる業、なのかも知れません。
かわいがってもらいたい、という視点にはあまり相手の気持ちは入ってきません。どこまでいっても自分のみ。自分がどう居心地よくなれるか。
そういう気持ちのS男性だと、M女性の皆さんに「勘違い氏」と罵倒され、M男性だとS女性のわれわれに「くれくれ君」と蔑まれてしまうわけでしょう。
※自分が女性なので、女性びいきエントリーです。
男性の皆さまごめんなさい。
ということで、「自分はSだ、なかなかいいM女性にめぐり合えない!ブログを読む限りではこんなにいるのに!」と憤慨するS男性諸氏の皆さん。
自分の行為に「相手がどう満足してくれるかを楽しむ心」がちゃんと形成されているか確かめてみていますか?
これは、月華自信のS道の振り返りからの反省でもあります。
自分のことは二の次でも相手が満足することを考えられる余裕と技量がなければ、真にサディズムは楽しめません。
自分の責めのやり方で楽しんでいるうちは…どんなに最上のM女性でも、「貴方にとっての最上のM女性」とはなり得ません。
ちょっと、考えてみてください…
(もちろん、女性は女性なりの反省点があることは前提です。
でもね、相手女性を帰るよりも自分が変わる方が数段ラクて手っ取り早い。)
サービス、と言えば、「“S”はサービスのS」よく聞く言葉。ついになるのは「“M”はマンゾクのM」だけど。
恥ずかしながら月華も、SMというものに触れ始めたころは「Sってサービスすることが多いから、“S”はサービスのS、って本当かも」って思うときもありました。ああ青い。
今にして思えば、自分の技術の不足とコミュニケーションの努力の怠慢をそういう言葉に押し込めて納得していただけなんだなと思います。
“S”はサービスのS。
それは、本当。だけどそこで止まるようじゃぁSとして中途半端。もしくはサディストとしての資質がない。
私見もいいところですけど、今となってはそう思います。
初めて執事を鞭で叩いたり、拘束したり、そういうことをしていたころは「執事がどう反応するか」ってことよりも「自分の手順は間違ってないか」ってそればっかり気になって、意識は執事に向いていなかった。
そのときは本当にはっきりいって「サービスのS」状態だったから、気持ちは分からなくはない。
あたふああたふた、必死になって「SM」と呼ばれることをやって、でも自分のやることで手一杯だから相手の反応なんか気に掛ける余裕なんてない。そんなんだから、ふと気が付くと目の前の相手は「苦痛の快楽」に溺れていて、気が付くと自分ひとり冷め切ってぽつん…
こんなんじゃ、「“S”はサービスのS、だよなぁ」なーんて自嘲気味にも呟きたくなるのかもしれない。
月華もそうでしたからね。
そういう意味では誰しもが通る道なのかも。
けれど、もし貴方もしくは貴女が真の意味でサディストなら、自分の悪いところに気がつけるはず。
大事なのは、技術じゃない。自分が与えた苦痛に悶える相手の反応を楽しむ余裕なんだと。
つまり、「サービス」することに「サティスファクション」が高い人のこと、Service Satisfactionを得られる人、Sを二つ持てる人がサディストなんだと思う。
Mの苦痛の為に奉仕するのがSでないのは当然。
好き放題ひどいことをし放題なのも、Sではない(根本から「サービス」が抜けてるよね)。
相手の快感の為の行為を提供して、それに満足できること。
すごくシンプルに考えれば、サディストと言えどもその行動の根本原理はノーマルと一緒なの。
その行為が主に「苦しめる」という普通の愛情ではありえない形にただなってしまっているのが、サディスト。
何でこんなことを言うかといいますと。
月華はSオンナなわけですから、当然苦言はM男性に向かうわけですが(それが前回のエントリー)。
でも、M女性の皆さまの言い分を聞いていると、なんだかS男性にもひどい勘違いさんがいる。
女性の側に勘違いがいないとは言いませんが(阿部定などを代表とする支配型M女性などがいますから)、やっぱりどうしても嗜好を問わず男性の方が多い。
なんで?
と思ったときに、S男性の側にもM男性と同じ「相手を見ていない」と言う特徴があるように思ったのです。
それは、genomic2pさんがコメントしてくださったように
>「自分は思考停止して誰かの胸の中でかわいがってもらいたい」
>もしかしてSとかMとか関係なしに潜在的に男が持っている願望かも・・・・
という有る意味遺伝子がなせる業、なのかも知れません。
かわいがってもらいたい、という視点にはあまり相手の気持ちは入ってきません。どこまでいっても自分のみ。自分がどう居心地よくなれるか。
そういう気持ちのS男性だと、M女性の皆さんに「勘違い氏」と罵倒され、M男性だとS女性のわれわれに「くれくれ君」と蔑まれてしまうわけでしょう。
※自分が女性なので、女性びいきエントリーです。
男性の皆さまごめんなさい。
ということで、「自分はSだ、なかなかいいM女性にめぐり合えない!ブログを読む限りではこんなにいるのに!」と憤慨するS男性諸氏の皆さん。
自分の行為に「相手がどう満足してくれるかを楽しむ心」がちゃんと形成されているか確かめてみていますか?
これは、月華自信のS道の振り返りからの反省でもあります。
自分のことは二の次でも相手が満足することを考えられる余裕と技量がなければ、真にサディズムは楽しめません。
自分の責めのやり方で楽しんでいるうちは…どんなに最上のM女性でも、「貴方にとっての最上のM女性」とはなり得ません。
ちょっと、考えてみてください…
(もちろん、女性は女性なりの反省点があることは前提です。
でもね、相手女性を帰るよりも自分が変わる方が数段ラクて手っ取り早い。)
読んでくださってありがとうございます。
ご意見がありましたらどうぞ。
ご意見がありましたらどうぞ。
またまた言いたいことがたくさんあるなぁ。
今携帯からなのでゆっくりコメントできないんだけど、とりあえず今日も月華さんに一票!
(いつもこんなでごめん…)
今携帯からなのでゆっくりコメントできないんだけど、とりあえず今日も月華さんに一票!
(いつもこんなでごめん…)
セキュリティってどうかなぁ?なんて考えてしまいました。
実は、サディスファクションという言葉(記事タイトル)を見たとき「セキュリティ!」と浮かんじゃっただけなんですが・・。
安心(セキュリティ)とサディズムって相反するような気がするから、一緒に考えちゃいけないのかもしれないけど「この人の責めだから受けられる」という相性みたいなものを、セキュリティと感じちゃっただけなんですが。
あるいは「最後には救われる」という信頼なのかも・・(<安心感)。いくら地獄を見たくても、生還できなくなったら大事件になってしまうし、そう簡単に体を預けられるものではないと思うから・・。
実は、サディスファクションという言葉(記事タイトル)を見たとき「セキュリティ!」と浮かんじゃっただけなんですが・・。
安心(セキュリティ)とサディズムって相反するような気がするから、一緒に考えちゃいけないのかもしれないけど「この人の責めだから受けられる」という相性みたいなものを、セキュリティと感じちゃっただけなんですが。
あるいは「最後には救われる」という信頼なのかも・・(<安心感)。いくら地獄を見たくても、生還できなくなったら大事件になってしまうし、そう簡単に体を預けられるものではないと思うから・・。
こんばんは、
service
satisfaction
security
ときて、「救われる」は
save ですね・・・・
うーん、もう一つSをつけられれば5Sになるんだけど・・・
survive(生き残る) 生還にも繋がるし、SMカップルさんが良好な関係を持続することの難しさも表現しているかも
コメント引用していただき、ありがとうございました。
service
satisfaction
security
ときて、「救われる」は
save ですね・・・・
うーん、もう一つSをつけられれば5Sになるんだけど・・・
survive(生き残る) 生還にも繋がるし、SMカップルさんが良好な関係を持続することの難しさも表現しているかも
コメント引用していただき、ありがとうございました。
いえいえ、「1票」と言っていただけるだけで十分うれしいのです。携帯からのコメントありがとうございました。
セキュリティ、いやいやこれは絶対必要ですよ。その場では感じさせないけれど常に気を配っている、ってことができるのが、やっぱりSの側の必要条件かなーと思います。
わたしにもここには書かない、「安全への配慮」はちゃんとありますし。
最後には救われる…
は、深いですねぇ。そうですね、それもありますね。結構考えさせられるキーワードです。
わたしにもここには書かない、「安全への配慮」はちゃんとありますし。
最後には救われる…
は、深いですねぇ。そうですね、それもありますね。結構考えさせられるキーワードです。
あっ。時間かぶってたんですね。
5S…うーんこれは結構難しいお題を頂いてしまいました。
SMカップルさんが良好な関係を持続することの難しさ、それは本当に思います。
5S…うーんこれは結構難しいお題を頂いてしまいました。
SMカップルさんが良好な関係を持続することの難しさ、それは本当に思います。
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