お読みください
大好きな作家さんがエッセイの中で、
「人の好みなんていい加減なもので、『昔からぽっちゃり好きだった』とは言っていても、今のお相手が『ぽっちゃり』だから、過去の記憶にまでさかのぼって記憶を『ぽっちゃり好き』へ変更していることがあるんじゃないか」
という趣旨のことを書いていたことがあった。
若かりしころに読んだので、そんなことあるわけないじゃん、昔好みだったアイドルとか考えれば、自分の好みなんてはっきりしているだろう、と思っていたのだが、歳を重ねてしみじみ、「作家さんのエッセイは正しかった」と思うことが多い。
正直言って、今ハイティーン(←死語?)のころのアイドルの写真をみても、「何でこの人のがよかったのか?」とわからなくなってしまっているし、そのころの彼氏なんて、顔が好みとか考えてみれば、あんまりそうでもなかったような気がする。
タイプは、と聞かれて、(嗜好を問わず)「胸板が厚くてメガネが似合う理屈っぽい人」と即答しているけれど、確かに考えてみればこの好みが確立したのは、大分歳を食ってからのような気もする。
「人の好みなんていい加減なもので、『昔からぽっちゃり好きだった』とは言っていても、今のお相手が『ぽっちゃり』だから、過去の記憶にまでさかのぼって記憶を『ぽっちゃり好き』へ変更していることがあるんじゃないか」
という趣旨のことを書いていたことがあった。
若かりしころに読んだので、そんなことあるわけないじゃん、昔好みだったアイドルとか考えれば、自分の好みなんてはっきりしているだろう、と思っていたのだが、歳を重ねてしみじみ、「作家さんのエッセイは正しかった」と思うことが多い。
正直言って、今ハイティーン(←死語?)のころのアイドルの写真をみても、「何でこの人のがよかったのか?」とわからなくなってしまっているし、そのころの彼氏なんて、顔が好みとか考えてみれば、あんまりそうでもなかったような気がする。
タイプは、と聞かれて、(嗜好を問わず)「胸板が厚くてメガネが似合う理屈っぽい人」と即答しているけれど、確かに考えてみればこの好みが確立したのは、大分歳を食ってからのような気もする。
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