お読みください
物を書けないときは書けないなりの理由があるもので、
ずっと、何をどう書けば今の自分に偽りのないことが書けるのかわからなかった。
ずっと、何をどう書けば今の自分に偽りのないことが書けるのかわからなかった。
月華は、こういうときは人の書く文章をひたすら読む。
実は「自分のオリジナリティ」というものは信じていない。絶対、類型化されたパターンがどこかに転がっているものと信じてるから、悩んだときは類型パターンを探す方が悩みの解決には手っ取り早い。実際にそうであることも体験的に知っている。だから、人の書く文章をひたすら読む。
ここに実のあまりないテキストを書いている間、膨大な量のテキストを読み続けた。この気持ちをどう表現すれば嘘がなくなるのか。
いろんなSM系のブログを読むうちに、なにかしらつかみかけたような気がするものの、何かが足りない。
きっと、全然別の世界にあるはずで、とにかくひたすら気になりそうなものは片端から読み続けた。
目的を忘れかけたころ、「期待を裏切られると不愉快になるものだ。」という文章に出会って目からうろこが落ちた。(念のため、とっても真面目なサイトで出会った文章です。)
そうか、期待を裏切られたら不愉快になっていいのか。
期待、というのはものすごく自己の都合で、だから裏切られたことを不愉快に思うことすら許されないと思っていた。相手には都合がある、だからこちらからみたら裏切られたと思っても、向こうはそうじゃないことは多々あるのだから。
月華は思えばずいぶん昔からそういう思考回路で生きてきた。
だから、期待を裏切られたからといって不愉快になることはなかった。
もっと根本的に言えば、期待をすることすら自らに禁じていたのかもしれない。
だけど、それは多分ものすごい無理だったのだと思う。
二回前のエントリーで、この主従関係でなぜかトラウマが癒されると言う話を書いた。理由は分からない、とも。
今、ひとつだけ理由が思い当たるとすれば、こういう「そう思ってもて当たり前な感情」を一つ一つ思い出させてもらってるからかもしれない。
人に期待するのはあってもいいこと。
裏切られたら、不愉快に思って当然なこと。
もしも、執事との関係がなかったら、「期待を裏切られると不愉快になるものだ。」なんて文章を読んでも、なんて傲慢なことをいう人なんだろう、で通り過ぎてしまった些細なことだったと思う。
だけど、気がつけた。そうして、自分に課していた無理な束縛を一つ外すことができるかもしれない。本当に外せるかは、この後の自分の気持ち一つなのだけど。
ちっともSM的テキストではありませんけど、執事との関係性の中で始めて気が付いたことだったので書き留めておきました。
実は「自分のオリジナリティ」というものは信じていない。絶対、類型化されたパターンがどこかに転がっているものと信じてるから、悩んだときは類型パターンを探す方が悩みの解決には手っ取り早い。実際にそうであることも体験的に知っている。だから、人の書く文章をひたすら読む。
ここに実のあまりないテキストを書いている間、膨大な量のテキストを読み続けた。この気持ちをどう表現すれば嘘がなくなるのか。
いろんなSM系のブログを読むうちに、なにかしらつかみかけたような気がするものの、何かが足りない。
きっと、全然別の世界にあるはずで、とにかくひたすら気になりそうなものは片端から読み続けた。
目的を忘れかけたころ、「期待を裏切られると不愉快になるものだ。」という文章に出会って目からうろこが落ちた。(念のため、とっても真面目なサイトで出会った文章です。)
そうか、期待を裏切られたら不愉快になっていいのか。
期待、というのはものすごく自己の都合で、だから裏切られたことを不愉快に思うことすら許されないと思っていた。相手には都合がある、だからこちらからみたら裏切られたと思っても、向こうはそうじゃないことは多々あるのだから。
月華は思えばずいぶん昔からそういう思考回路で生きてきた。
だから、期待を裏切られたからといって不愉快になることはなかった。
もっと根本的に言えば、期待をすることすら自らに禁じていたのかもしれない。
だけど、それは多分ものすごい無理だったのだと思う。
二回前のエントリーで、この主従関係でなぜかトラウマが癒されると言う話を書いた。理由は分からない、とも。
今、ひとつだけ理由が思い当たるとすれば、こういう「そう思ってもて当たり前な感情」を一つ一つ思い出させてもらってるからかもしれない。
人に期待するのはあってもいいこと。
裏切られたら、不愉快に思って当然なこと。
もしも、執事との関係がなかったら、「期待を裏切られると不愉快になるものだ。」なんて文章を読んでも、なんて傲慢なことをいう人なんだろう、で通り過ぎてしまった些細なことだったと思う。
だけど、気がつけた。そうして、自分に課していた無理な束縛を一つ外すことができるかもしれない。本当に外せるかは、この後の自分の気持ち一つなのだけど。
ちっともSM的テキストではありませんけど、執事との関係性の中で始めて気が付いたことだったので書き留めておきました。
読んでくださってありがとうございます。
ご意見がありましたらどうぞ。
ご意見がありましたらどうぞ。
>「期待を裏切られると不愉快になるものだ。」
私も期待することをやめてきましたが、ご主人様は期待させるのですねぇ。。。
いつの間にかワクワクと心躍らせて期待するようになってしまいました
期待もしなかった頃は怒ることも考えもしなかったけど、今は裏切られたら不愉快になっていますね私。
メールしてもらえるだろうと思っていた時にもらえなかっただけで、寂しい気持ちになるのはコレは不愉快も混ざってるのでしょう
これは進化?退化?(泣)
私も期待することをやめてきましたが、ご主人様は期待させるのですねぇ。。。
いつの間にかワクワクと心躍らせて期待するようになってしまいました
期待もしなかった頃は怒ることも考えもしなかったけど、今は裏切られたら不愉快になっていますね私。
メールしてもらえるだろうと思っていた時にもらえなかっただけで、寂しい気持ちになるのはコレは不愉快も混ざってるのでしょう
これは進化?退化?(泣)
期待するのは進化だと思います。
本当はこねこさんだけに返信したいところなんですが…
月華が「管理者のみに」ってやっても意味ないので、公開にしちゃいますね。
期待するのは進化、
期待が裏切られて悲しく思うのも進化、だと思ってます。
だって、トラウマ持ちなら裏切られたからと悲しく思うのも、そもそも期待することも自分のエゴだって怒られてきませんでした?
あの時以来ずっと冷凍していた気持ちを、自然に解凍して抱きしめられるようになるなんて、絶対進化だと思うんですよ。
期待しないほうがラクなこともとても多いけれど、それでも期待できるようになった自分がとても愛しいと思います。
そう思わせてくれた執事に感謝しています。
本当はこねこさんだけに返信したいところなんですが…
月華が「管理者のみに」ってやっても意味ないので、公開にしちゃいますね。
期待するのは進化、
期待が裏切られて悲しく思うのも進化、だと思ってます。
だって、トラウマ持ちなら裏切られたからと悲しく思うのも、そもそも期待することも自分のエゴだって怒られてきませんでした?
あの時以来ずっと冷凍していた気持ちを、自然に解凍して抱きしめられるようになるなんて、絶対進化だと思うんですよ。
期待しないほうがラクなこともとても多いけれど、それでも期待できるようになった自分がとても愛しいと思います。
そう思わせてくれた執事に感謝しています。
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