お読みください
飼い主によくなれた犬は、飼い主が長期で出かけようとする素振りを見せると、それに気がつくという。
まさに、ここしばらくの執事の様子は「何かに気がついた犬」だった。
今まで見たこともないストレートなブログのエントリーは、その最たるものだな、と思っていた。
わたしたちはたぶん、この関係を続けるのにもっとも不適切な期間にいる。
こんな関係に適切なも不適切なもないけれど、それでも一番問題が大きくなりやすい時期にさしかかっている。
こんな時期に、傍に執事を置いていてもいいものなのか、ずっと考えていた。
月華個人の問題だけで言うならば、傍にいてもらうこと以外の答えはない。けれど、執事のこと、執事の人生すべてを考えたときに…ほんとうい思いやるのなら、心を鬼にしてこの「Lunatic Garden」から叩き出すべきではないかと思った。
似たような局面で、かつては「叩き出さない」を選択していたのに、また今、叩き出すことを考慮し始めたのは、もちろん月華側にも何らかの変化があったことは確か。けれど、このような局面では、やはりどこかで「叩き出す」というキーワードが頭を常に掠めていたわけで、だから、「叩き出す」を実行に移したことと移さなかったことの間には、さして大きな差はない。
たとえば、出しなに電話がかかってきたから家を出るのを遅れてしまったので、事故に巻き込まれた、ぐらいのこと。
結果は大きかったかもしれないが、つまずきの最初は、どこにでもあるありふれた、しかも小さな石だ。
だけど、どうしてもその行動の理由が正確に伝わらない。
伝わらなければ、自らの半身を切り捨てる思いで出た行動に、意味がなくなってしまう。というより、今のように思われてしまっているなら「Lunatic Garden」から叩き出すわけにもいかない。
何が悪いんだろうか。それは自分の説明のしかた…いや、やっぱり半身を切り捨てたつもりがまだ甘かったのだろうか。
自分でもいったい何をしたくてこんな事態に陥ったのか既に分からなくなってきていて、だから打開策すらわからない困った状況。
言いたいことや気持ちはさらさらと指の間からこぼれてゆく。
ただ一つ、確固たるものがあるとすれば、どんなときでも、それはきっとこれからも、執事という存在は人生に必要で、汚れなんかではなく自分らしく前向きに強く生きていくための癒しであると断言できる、月華の気持ちだけなのかもしれない。
そして、今の月華にできることは
風のような自由さを愛することが執事のヨロコビだと言ってくれた気持ちが、自分と同じぐらい強いものであってくれることを祈ることだけだ。
この事態がどこへ向かおうとも、それが自分の望んだものでなかったとしても、いっそ自分が消えてしまう方が楽なことだったとしても、ぜったい泣かない。今の結果はすべて自分の選択の連続の結果なのだから。
※このエントリーへいただくコメントへレスができないことは十二分に予測ができるので、コメントは閉じさせていただきました。すいません。
今まで見たこともないストレートなブログのエントリーは、その最たるものだな、と思っていた。
わたしたちはたぶん、この関係を続けるのにもっとも不適切な期間にいる。
こんな関係に適切なも不適切なもないけれど、それでも一番問題が大きくなりやすい時期にさしかかっている。
こんな時期に、傍に執事を置いていてもいいものなのか、ずっと考えていた。
月華個人の問題だけで言うならば、傍にいてもらうこと以外の答えはない。けれど、執事のこと、執事の人生すべてを考えたときに…ほんとうい思いやるのなら、心を鬼にしてこの「Lunatic Garden」から叩き出すべきではないかと思った。
似たような局面で、かつては「叩き出さない」を選択していたのに、また今、叩き出すことを考慮し始めたのは、もちろん月華側にも何らかの変化があったことは確か。けれど、このような局面では、やはりどこかで「叩き出す」というキーワードが頭を常に掠めていたわけで、だから、「叩き出す」を実行に移したことと移さなかったことの間には、さして大きな差はない。
たとえば、出しなに電話がかかってきたから家を出るのを遅れてしまったので、事故に巻き込まれた、ぐらいのこと。
結果は大きかったかもしれないが、つまずきの最初は、どこにでもあるありふれた、しかも小さな石だ。
だけど、どうしてもその行動の理由が正確に伝わらない。
伝わらなければ、自らの半身を切り捨てる思いで出た行動に、意味がなくなってしまう。というより、今のように思われてしまっているなら「Lunatic Garden」から叩き出すわけにもいかない。
何が悪いんだろうか。それは自分の説明のしかた…いや、やっぱり半身を切り捨てたつもりがまだ甘かったのだろうか。
自分でもいったい何をしたくてこんな事態に陥ったのか既に分からなくなってきていて、だから打開策すらわからない困った状況。
言いたいことや気持ちはさらさらと指の間からこぼれてゆく。
ただ一つ、確固たるものがあるとすれば、どんなときでも、それはきっとこれからも、執事という存在は人生に必要で、汚れなんかではなく自分らしく前向きに強く生きていくための癒しであると断言できる、月華の気持ちだけなのかもしれない。
そして、今の月華にできることは
風のような自由さを愛することが執事のヨロコビだと言ってくれた気持ちが、自分と同じぐらい強いものであってくれることを祈ることだけだ。
この事態がどこへ向かおうとも、それが自分の望んだものでなかったとしても、いっそ自分が消えてしまう方が楽なことだったとしても、ぜったい泣かない。今の結果はすべて自分の選択の連続の結果なのだから。
※このエントリーへいただくコメントへレスができないことは十二分に予測ができるので、コメントは閉じさせていただきました。すいません。
カテゴリ:エスな日常
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