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こんなアングラサイトをやっていると強く感じるのだけれども、「アングラやってるんだから何やっても許される」という変な思い込みを持っている人たちが多いように思う。
これでも実は良妻兼業主婦ブログもやってるので(!)、読者層のその違いは実感として身に迫る。
どこでその差を如実に感じるかと言えば、他メディアへの紹介や転載の仕方だ。
ない、とは言わないけれど、あからさまに他人のものを転載したりすることは見ない。雑誌等での紹介などで無許可はおそらくほとんどないだろう。
「アングラやってるから不真面目な人」と「まっとうなことやってても不真面目な人」の割合は実はほとんど同じだと思う。
先日、アメリカの調査で「初めての性体験年齢と不良化の間には因果関係なし」と出ていたけれど、それと同じように性的な嗜好と社会人としてのまっとうさにも相関関係はない。
したがってアングラサイトをやっているからと、いい加減な対応をされてもいいということとはノットイコールであることを宣言したいとおもう。100エントリー目なので(100エントリー目でこれが来ると想像できた人はすごい)。
ただ、不当な転載が発覚したときの、多くの人たちの反応を見ていると著作権と言うものを明確に理解していない人が多いなということも思った。
社会人としてまっとうである、ときちんと主張するためにはそれを補完する知識も必要かと思うので、ちょっとお堅く著作権について書いてみようかと思う。
これでも実は良妻兼業主婦ブログもやってるので(!)、読者層のその違いは実感として身に迫る。
どこでその差を如実に感じるかと言えば、他メディアへの紹介や転載の仕方だ。
ない、とは言わないけれど、あからさまに他人のものを転載したりすることは見ない。雑誌等での紹介などで無許可はおそらくほとんどないだろう。
「アングラやってるから不真面目な人」と「まっとうなことやってても不真面目な人」の割合は実はほとんど同じだと思う。
先日、アメリカの調査で「初めての性体験年齢と不良化の間には因果関係なし」と出ていたけれど、それと同じように性的な嗜好と社会人としてのまっとうさにも相関関係はない。
したがってアングラサイトをやっているからと、いい加減な対応をされてもいいということとはノットイコールであることを宣言したいとおもう。100エントリー目なので(100エントリー目でこれが来ると想像できた人はすごい)。
ただ、不当な転載が発覚したときの、多くの人たちの反応を見ていると著作権と言うものを明確に理解していない人が多いなということも思った。
社会人としてまっとうである、ときちんと主張するためにはそれを補完する知識も必要かと思うので、ちょっとお堅く著作権について書いてみようかと思う。
あくまでも、法律家としてではなく、クリエイターとして知っておくべき最低の知識として月華自身が身に付けた知識なので、厳密には違うかもしれませんが、基本対処としてはおおむねいけるかと思います。
まず、著作権、というのは二つの権利から構成されていることはご存知でしょうか。そしてその二つの権利の中にも、色々と権利が細分化されています。
著作権、と言うのはつまり著作物に関する様々な権利集合体のことを言っており、それらの関係をあらわすとこのようになります。
※インターネットに公表する著作物では、「著作財産権」においては太字の権利がかかわってきます。
世の中の人が「著作権」といったときには、主に「著作財産権」のことを言うと思います。
ややこしくなるので、「著作権」は「著作人格権」と「著作財産権」の二つから成り立つ、と厳格に定義どおりこのエントリーでは使用します。
なぜ著作権がまず「著作人格権」と「著作財産権」の二つに分けられているかというと、おのおのその性格が違うからです。当たり前ですが。
色々あるのですが、著作を扱う際に気をつけておくことは「著作人格権」は「それを作った人のみに帰属し、他人に譲渡することはできない」、「著作財産権」は「各権利ごとに他人に譲渡することが可能」ということです。(利益にかかわるかかかわらないかという区分けもできますがこのエントリーでは無視。)
なにが言いたいかと申しますと、「著作財産権」は放棄できますが「著作人格権」の放棄はあり得ないと言うことです。
仮に「雑誌に転載することにより、自分は利益を得ておらずむしろ貴サイトのアクセスアップに貢献した、感謝されこそすれ著作権の侵害なんて言われる覚えがない」と開き直られたとしたら、それは開き直る方が間違いなのです。
たしかに、「著作財産権」は侵害していないかもしれません。でも、公表をする自由を奪ったと言う意味で「著作人格権」を侵害しています。立派に著作権侵害です。
また、著作権は著作物が発生したその瞬間に、著作者のものです。仮にサイトの何処にも著作権についての但し書きがなかったとしても、それを理由に著作権を放棄したとみなすことはできません。
著作権を放棄したと書いていない方が悪い、という開き直りに屈する必要はありません。
自分が書いたブログは自分のもので、勝手に転載されるいわれは絶対にないのです(引用は引用と認められる前提をクリアすれば、無断でかまいません。そのあたりが面倒になる理由なんですが)。
ですから、勝手な転載などにより不快な思いをした場合は、損得勘定抜きに「著作権の侵害」を主張することができます。それは著作者の正しい権利です。
ただし。
著作権の侵害とは、「著作者本人の申告罪」でもあります。
周囲がどんなに「侵害だ!」と憤慨したとしても、本人が侵害だと思っていない、または侵害されても痛くも痒くもないと思っている場合は、それについてケチもつけられません。
著作権は、誰かが「これはOK、これはNG」と決め付けられるものではありません。
ケースバイケースで微妙な判断が必要になるときもあります。
それだけに、著作者一人一人の知識が一番重要になります。
うっかりすると大変な量の注目も浴びるブログをやっていて、さらに軽視されやすいアングラサイトであるからこそ、正しい知識は必要だと痛感しています。
ということで。
Lunatic Gardenはアングラサイトではありますが著作権によって保護されております。リンクは引用と同等とみなされますので、フリーです(無断可)。
※引用の基準。
・引用されることの必然性があること
・引用されている文章が量的にも質的にも従であること
・引用されている箇所が明確に区分けされていること
(「」などでくくる、段落を分ける、インデントつけるなど)
・引用元が明示されていること
以上をクリアされていれば「引用」となり、著作者に無断で引用できます。
まず、著作権、というのは二つの権利から構成されていることはご存知でしょうか。そしてその二つの権利の中にも、色々と権利が細分化されています。
著作権、と言うのはつまり著作物に関する様々な権利集合体のことを言っており、それらの関係をあらわすとこのようになります。
※インターネットに公表する著作物では、「著作財産権」においては太字の権利がかかわってきます。
世の中の人が「著作権」といったときには、主に「著作財産権」のことを言うと思います。
ややこしくなるので、「著作権」は「著作人格権」と「著作財産権」の二つから成り立つ、と厳格に定義どおりこのエントリーでは使用します。
なぜ著作権がまず「著作人格権」と「著作財産権」の二つに分けられているかというと、おのおのその性格が違うからです。当たり前ですが。
色々あるのですが、著作を扱う際に気をつけておくことは「著作人格権」は「それを作った人のみに帰属し、他人に譲渡することはできない」、「著作財産権」は「各権利ごとに他人に譲渡することが可能」ということです。(利益にかかわるかかかわらないかという区分けもできますがこのエントリーでは無視。)
なにが言いたいかと申しますと、「著作財産権」は放棄できますが「著作人格権」の放棄はあり得ないと言うことです。
仮に「雑誌に転載することにより、自分は利益を得ておらずむしろ貴サイトのアクセスアップに貢献した、感謝されこそすれ著作権の侵害なんて言われる覚えがない」と開き直られたとしたら、それは開き直る方が間違いなのです。
たしかに、「著作財産権」は侵害していないかもしれません。でも、公表をする自由を奪ったと言う意味で「著作人格権」を侵害しています。立派に著作権侵害です。
また、著作権は著作物が発生したその瞬間に、著作者のものです。仮にサイトの何処にも著作権についての但し書きがなかったとしても、それを理由に著作権を放棄したとみなすことはできません。
著作権を放棄したと書いていない方が悪い、という開き直りに屈する必要はありません。
自分が書いたブログは自分のもので、勝手に転載されるいわれは絶対にないのです(引用は引用と認められる前提をクリアすれば、無断でかまいません。そのあたりが面倒になる理由なんですが)。
ですから、勝手な転載などにより不快な思いをした場合は、損得勘定抜きに「著作権の侵害」を主張することができます。それは著作者の正しい権利です。
ただし。
著作権の侵害とは、「著作者本人の申告罪」でもあります。
周囲がどんなに「侵害だ!」と憤慨したとしても、本人が侵害だと思っていない、または侵害されても痛くも痒くもないと思っている場合は、それについてケチもつけられません。
著作権は、誰かが「これはOK、これはNG」と決め付けられるものではありません。
ケースバイケースで微妙な判断が必要になるときもあります。
それだけに、著作者一人一人の知識が一番重要になります。
うっかりすると大変な量の注目も浴びるブログをやっていて、さらに軽視されやすいアングラサイトであるからこそ、正しい知識は必要だと痛感しています。
ということで。
Lunatic Gardenはアングラサイトではありますが著作権によって保護されております。リンクは引用と同等とみなされますので、フリーです(無断可)。
※引用の基準。
・引用されることの必然性があること
・引用されている文章が量的にも質的にも従であること
・引用されている箇所が明確に区分けされていること
(「」などでくくる、段落を分ける、インデントつけるなど)
・引用元が明示されていること
以上をクリアされていれば「引用」となり、著作者に無断で引用できます。
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